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【コラム】身体に負担のかからないなわとびの跳び方

どんなスポーツでも、急に過度な取り組みをすると体を痛める原因となってしまいます。これは、なわとびも例外ではありません。膝などにかかる負担はかなり大きいので、少しずつ体を慣らしていきながら負担のかからない跳び方を身につけ、それから目的に合わせて運動強度を上げていきましょう。

運動を始める前に、まずは適切なシューズを使用しているか確認してください。クッション性に優れたものを履き、靴の中で足が遊ばないように靴ひもをしっかりと締めましょう。それでは、跳び方についてご説明していきます。

なわとびの跳び方を覚えよう!

なわとびは、とにかく膝に大きな負荷がかかる運動です。そのため、脚を突っ張って着地したり、ベタ足で跳んだりするのは絶対にNG!膝を柔らかく使い着地の衝撃を和らげ、つま先で弾むように跳んでください。あまり大きな足音をたてないように跳ぶイメージです。

基本的な跳び方ができるようになったら少しずつ力を抜いていき、ムダな動きを削ぎ落としていきましょう。動きのムダをなくしていくことで長時間の跳躍が可能になるほか、さまざまな跳び方(技)も効率よく身に付けていけるようになります。

それでは一体、どのような動きが「ムダな動き」なのでしょうか?そのほとんどは、ロープを回す動作(ターニング)にあります。

◎ターニングのポイント

まず一つ目は「回し下ろし」。ちょっと考えてみてください。物体は、何もしなくても下に落ちていきます。つまり、回し始めて上に来たロープは、特に力を加えなくても勝手に下へ「落ちて」くれるんです。でも、なわとびを跳ぶときって、回し下ろすのについつい力を込めちゃいますよね。実はその動作が、ロープの形を歪ませたり地面につくタイミングを狂わせたりする原因を作っているのです。強く地面に叩きつけられたロープの跳ね返りで、引っかかってしまうこともよくあります。ですから手の仕事は、ロープが落ちてくる適切なポジションを探すだけで十分なんです!

次に「回し上げ」。この動作は先の「回し下ろし」と違って必要な動作ではあります。回し上げないと、当然ながらロープは止まってしまいますからね。しかし、恐らくみなさんが思っているより、はるかに小さい動きで十分なんです。

なわとびはジャンプの連続です。実はジャンプするだけでロープには上向きの力が加わっているので、必要以上に大きく回し上げてしまうとロープの形の歪みにつながります。 つまり、一度回り始めたロープは、ほとんど力を加えなくても回り続けるということ。余計なことをせずに、「ロープがどれくらいのペースで回りたがっているか」に意識を向けると、ターニングとジャンプが同調したムダのない運動に近づいていきます。

毎日30秒なわとびチャレンジ

コラム連載がスタートし、さっそく数名の方が「#wildmovejump」をつけてInstagramにチャレンジ動画をアップしてくれました!ありがとうございます!!

先週の課題は『スキーヤー』と呼ばれるステップでした。今週チャレンジする課題は『ベル』!!両足を揃えて、前後にステップを踏みましょう。 まずは、ゆっくりからで構いません。 慣れてきたら、少しずつペースを上げていってみてください。

毎日なわとび 12月第4週

古賀慎二
栄光学園中学高等学校にて数学教諭、ダブルダッチ部顧問。日本ロープスキッピング連盟 会長。
◎ダブルダッチ指導経歴:2014年 ダブルダッチコンテストワールド U19部門 優勝、2015年 ダブルダッチコンテストジャパン U19部門 優勝、2016年 ダブルダッチコンテストワールド U19部門 優勝