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【コラム】“四足歩行”で野生を目覚めさせろ!

みなさん、こんにちは!「運動嫌いをなくす」を使命に活動する、運動指導員の池田仁(いけだ じん)です。

『裸足』『四足歩行』『三半規管の強化』の3つを軸にした指導で、学校体育に苦手意識がある、あるいは自分の身体や動きにコンプレックスを持っている方々に「できた!」という喜びと「できる!」という自信を与えるプログラムを、子ども方大人まで広く提供しています。その経験やノウハウから、コラムを通じて四足歩行やアクロヨガ、ヨガを中心に“野性の力を取り戻す”ための情報を発信して参ります。

初めてとなる今回は、“四足歩行トレーニング”について。四足歩行トレーニングは、簡単に言うと動物の動きを模倣したトレーニングです。ワニやクマ、ゾウ、キリン、カエル、サル、恐竜、クモ、トカゲなどなど・・・さまざまな動物を模した動きがあります。ここでは、四足歩行トレーニングがどのような効果を身体に与えてくれるのか、具体的に3つお伝えしましょう。

1.体幹の動きがよくなる

体幹と聞くと、「身体を支えるもの・安定させるもの」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?現に「体幹が強い」という言葉からイメージしてみると、「バランス感覚が良くて、人とぶつかってもびくともしない」といった強い肉体を思い浮かべる方は多いようです。

もちろん、この「支える」「安定させる」というのも、体幹の持つ重要な役割の一つです。しかしそれだけでは、ガッチガチの板のような身体になってしまいます。

ここで、猫やチーターの動きを思い浮かべてください。胴体の部分がアコーディオンのように、柔らかく伸び縮みしています。あのよく動く体幹が、しなやかな身のこなしや爆発的なスピードを生み出しているのです。四足歩行をすることで肩甲骨や肋骨、骨盤の動きが大きくなり、人間も動物のようにしなやかな動きを手に入れることができます

2.手首、腕、肩が強くなる

二足歩行の人間は、体重のほとんどを脚で支えています。そのため、人間の脚の筋力は、なんと腕の3倍以上あると言われていることをご存知でしょうか?

しかし四足歩行で腕に体重をかけて運動すると、手首や腕、肩の筋力が高まります。これによって、転倒した際に顔や頭部の怪我を防ぐことができたり、スポーツ動作において転倒した際に姿勢を素早く立て直すことができるようになったりという効果が。これは、特にコンタクトスポーツをする人に是非とも身に着けて欲しい能力です。

3.身体を動かすのが上手くなる

四足歩行には、以下2つの動き方があります。

  • 側対歩(そくたいほ):右手と右足、左手と左足の同側を同時に動かす動き方
  • 斜対歩(しゃたいほ):右手と左足、左手と右足という互い違いの手足を同時に動かす動き方

これらの動きの違いは意外と難しく、初めのうちはかなり混乱するでしょう。しかし、この混乱そのものが脳の発達にとても良い影響を与え、身体を動かす能力が徐々に高められていきます。四足歩行ではこうした手足の動かし方の違いのほか、前後左右の動きや回転の動き、スピードの変化などをつけることによって、脳と身体に飽きがこない新鮮な刺激を与え続けることができます。

四足歩行は、あまり身近ではないかもしれません。中には「初めて聞いた」という方もいらっしゃるでしょう。しかしその大きな効果について、イメージしていただけたことと思います。今後はコラムを通じ、さまざまな種類の四足歩行トレーニングをご紹介していきますのでお楽しみに!


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池田仁
「運動嫌いをなくす」を使命に活動している運動指導員。裸足・四足歩行・三半規管の強化の三つを軸に、学校体育に苦手意識のある子どもから自分の身体にコンプレックスを抱える大人まで、年代を問わず「運動の楽しさ」を伝えるレッスンを各地で開催している。(子ども向け/かけっこ教室・体操教室、大人向け/アクロヨガ・大人のアクロバット・ストレッチ)